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いよいよ実質最終日。朝一番でザルツブツルグを後にして、ウィーンへ戻ります。 朝の通勤通学客でごったがえすザルツブルグ駅前。服装は学生も社会人もみんな地味です。ひらひらのスカートをはいている人はほとんど見かけませんでした。 まずは、かのホテルザッハで、ランチ代わりにケーキをいただきます。 3時のおやつタイムは日本人だらけだし、別にここで食べなきゃ、という強い意志があったわけではないのですが、ツアーにクーポン券が入っていて¥0だったので、それならランチ代わりに、と立ち寄ったわけです。経済的な理由です、ハイ。 チョコレートはスーパーでおいしいのを散々食べたので、有名なザッハトルテではなくトプフェンシュトゥルーデルという、カッテージチーズのスフレとアールグレーをいただきました。 味ですか?・・・・・ふつー。 市内の中心部はどこもかしこも工事中。古いビルをどんどん壊して新しいビルが建ち始めていました。足元の石畳もコンクリートに張り替えられています。運悪く、シュテンファン寺院も修復中でした。趣のある建物も、戦後に立てられたものが多いようです。 オーストリアはイタリアのお隣、ということでイタリア料理に近いものがたくさんあります。このグラーシュもそんな雰囲気で、私が食べた白身魚のグラーシュは、お魚のフライにトマトソースの煮込みがかけてあるもの。文句なし、☆みっつ~!! と、大満足の気分に浸っているその時、最後の事件は起きました。なんとカードが使えないというのです。 ガイドブックにはちゃんとカードOKのマークがあるのですが、そんな主張をしても仕方がない。「マシンがないんだから無理よ」と店のおばちゃん。最終日ということもあって、その時点の私の手持ちのお金は15ユーロだけ。夜のオペラのチケット代と帰りの電車賃しか残さなかったのです。 「それじゃ、ホテルに戻って日本円を取ってきて両替してくるから、待っててくれる?何かギャランティーをおいていかなきゃ。」と私が言うと、 「オッケー、夜中まであいてるからいつでも良いわよ~ギャランティーもいらない、大丈夫。」 別に私が悪いわけではないのだけど、申し訳ない気がして一応ホテルの名刺に私の名前を書いておばちゃんに渡し、一目散にホテルに帰ったのでした。 ふぅ、酔いが一気に醒めたぜ。ホテルが近くてよかったぁ。 結局持っていた日本円ををはたいて両替し、お店に戻って支払いを済ませて事なきを得たのですが、見るからに観光客の私を信用して待っていてくれたおばちゃんに感謝感激なのでした。当然チップは弾んだわさ。 成田から帰れないよ~(>_<)
by yoshiko0817
| 2009-10-02 22:04
| 旅行記
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