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デジタル放送の番組の仕組みがいまいちわからずに、リモコンをごちゃごちゃいじくっていたら、突然(ってこともないか)小沢征爾がウィーンの町を歩いている姿が出てきたので、思わず見入ってしまいました。
番組はNHKハイビジョンの100年インタビュー。 インタビュアーの有働アナウンサーはいつも挑発的な質問の仕方をする人なので、あまり好きではないのですが、今回小沢征爾程の人が、大汗を掻きながら熱く語り続けていたところを見ると、インタビュー的には成功だったのでしょう。 番組はひたすら小沢氏が語る姿だけを写し続けていました。時々コンサートホールでの演奏の様子も映されて、一曲ぐらい聞かせてくれるのかしら?と思いきや、それは一瞬。とにかくひたすら語る姿を映すのみの番組でした。しかも2時間近くも!!それでも、まったく飽きることなく見入ってしまいました。内容は、私がここで書いても十分には伝えられないので、興味のある人はNHKアーカイブスでも見てください。 ただ、ひとつだけ。以前ソプラノ歌手の佐藤しのぶさんが、「西洋の音楽を愛してしまった不幸な東洋人」と自分のことを称していたことがありましたが、小沢氏もそのハンデについて細かく話していました。文化の違い、生活環境の違いを乗り越えて西洋で成功するために、血のにじむような努力をされたんだと思います。佐藤氏も小沢氏も、それを少しの悲壮感も感じさせずに語るところが本当にそれを乗り越えた人の凄みなのでしょうか。 ”勤勉であること”これが西洋人にはない日本人の”特性”。それが非常に助けになったと繰り返し語っておられました。その”勤勉さ”今の日本人は失いつつあるのが悲しい。 絶対にデジタルが踏み込むことのできない最後の砦が、それが音楽や絵画、書道なんかの芸術なのかな。そんな風に感じました。 スポンサー付かないだろうしなぁ・・・・。 NHKだからできる番組なんだよなぁ・・・・。
by yoshiko0817
| 2009-06-26 10:13
| 徒然なるままに
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